他院で抜歯した部分をインプラントで治療した症例
他院で抜歯した部分をインプラントで治療した症例
こちらの患者さまは他院でむし歯だったところを抜歯し、インプラント治療ができないと診断されたので当院で診てほしいという主訴で来院されました。患者さまと相談し、入れ歯にはしたくないとのことでしたので、インプラントで噛み合わせを回復する計画を立てました。
パノラマレントゲンにて診断後、インプラント埋入用のステント(インプラントの方向性や埋入深度を決めるためのマウスピース)を作成しました。その後、ステントを口腔内に入れてCTを撮影し、十分な骨の厚みを確認した後に埋入方向を決定しました。
インプラント手術の実施
ステントを使用して計画通りの位置にインプラントを埋入しました。その後、2ヵ月の治癒期間を経て、当該歯の最終的な上部構造(被せ物)の型取り・作成を行いセメントにて仮固定しました。(当院はもしもの状況に備えるため、基本的に仮固定しておりますが普段の生活で脱離してしまうことはほとんどございません。)
インプラント治療前後の比較
審美的・機能的共に改善し、患者さまにも大変ご満足いただけました。現在は3ヵ月のメンテナンスで良好な経過を追っています。
年齢・性別 | 30代女性 |
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治療期間/治療回数 | 3ヵ月/6回 |
治療費(税込) | 440,000円(※治療費等の変更により現在の費用と異なる場合があります) |
リスク・注意点 | ・メンテナンスの仕方次第でインプラント周囲炎になる可能性があります。 ・咬合力によってインプラント体が破折する可能性があります。 ・骨量によっては骨を作る処置が必要になったり、治療自体ができない場合があります。 ・糖尿病など、全身状態によっては治療が受けられない場合があります。 |